丁度今、動画編集をしつつ最後の一滴を飲み干したところ。
先日のSHINYAKOZUKAのランウェイを見に行った時にWataruさんの家にお邪魔させてもらって色々話したんだけど、今ふと色んなことがフラッシュバックして。
あの頃はまだWataruさんもタバコを吸っていて店も移転前の店舗で営業していて。
各々自分達のやっていることに自信があって、何より並べている作品が最高に格好良いと思っていた。
それでいて一緒にイベントをやった時は東北から深夜バスで静岡まで来てくれるお客さんがいたりしたくらいで、売っているモノも来てくれる人も何もかもが最高だったと思う。
勿論全てがうまく行くわけではなく苦渋、辛酸を舐める日々もある。
でも間違いなく裂き織りのTomo Kishidaの作品やKEI SHIGENAGA、Dsecondの誰も見たことのない作品を店頭で感じてもらうことも、こちらも表現できることが楽しかった。
そんな中、先日SHINYAKOZUKAのランウェイを見に行った時に使ってる音がMr.Childrenだったんだよね。
しかもNOT FOUNDって自分が持ってるシングルカットのカップリング曲でさ、誰も知らない曲で閉鎖的な空間で自己満的に発表会をやるのとは次元が全く違って、誰でもわかる曲で、それでいて世界観がしっかり表現できるのは凄いなと思ったのと同時に何よりこんだけの暑さの中、衣類を着たくないような状況だったけどやっぱ服/ファッションって楽しいなって思ったよね。
それがとても個人的にはパンクスに感じて。すごく "夢" というのを与えられてるなとその瞬間に思ったわけ。
別に今やっていることに不満や不平があるわけじゃないが、お店の表現方法ってのはいくらでもあって誰も考えつかないような楽しいことをやりたいわけで。
背に腹は変えられないけど、受注オーダーでなんのリスクも負わずバイヤーなんて言えないし「血を見てない」って先輩に言われてしまうから。
そこにしかない輝きと興奮が詰まったことをやりたい。誰も見たことない景色をまた見せたいなと思っております。
■薫り祭 / Lounge Sai
日程 10/4(Fri)〜10/6(Sun)
場所 acacia(静岡県静岡市葵区人宿町2丁目5-22 KADO2F)
内容 後日公開
なんとなく、涼しくなってきた夜に君島大空