当店は木曜日をアポイント制にして休日を含め撮影や動画編集、新作の受け取り(なぜか木曜着が多い)に当ててます。

 

つまり木曜もほぼ仕事してるんですけど、昨日は「よーやくゆっくり休めるぜ」と彼女と休みを合わせたこともあり休日にしようと思っていました。

 

本当にそういう日に限って連絡がくる。

 

「14日に静岡に行くので是非見てもらいたいブランドがある」と連絡が来て、齢35にして尖りに尖っている私は「うぜー、大したことないやろ。フルシカトでオッケー」と休む気しかなかったのですが添付されたファイルを見て目が覚めました。

 

ISSUETHINGSのインビが初めて来た時のような絶対見ないとダメなやつだと脊髄反射し14日に来てくださいと連絡。

 

そして当日見たブランド、それがMAYKAMというsacaiのメンズがスタートするいわゆるsacaiの成長期にずっと在籍していた古参のニット担当が始めたブランド。

 

ルックを見るとどこかsacaiを感じる「捻り」が加わったデザインが多いながらも地に足がついた、力のに抜けた印象を受けます。

 

「良い」

 

「マジで良い」

 

そこで勇気を振り絞って聞いたんですアタシ。

 

「インスタのトップの方にあるニットベスト、欲しいんですけど在庫とかあります??」

 

すると年下ながらもフリーランスで頑張っている営業さんは「すぐ確認するやで」と対応。

 

そして在庫があることが判明し調子に乗った私は「良かったら在庫が他にもあるようならウチでポップアップみたいな感じでやりません?」と質問。

 

敏腕営業マン「おけ」

 

 

いやマジで仕事できるやん・・・と腰を抜かしつつ日曜にMAYKAMの2023 AWの作品たちが届きます。

 

しかもこのブランド、プライスゾーンが思っている30%くらい低くて凄く手が出しやすいんですよね。ニットブルゾンで6万〜とか。私のほしいニットベストも8万前後。AWのコートですら8~9万って言ってて「え、掛け率90%とかじゃないよな」と不安になる程。

 

とりあえず日曜に届くので皆さん見に来てください。

 

 

で、この日はもう1人営業さんが来るってことで・・・

 

現れたのは某Boutique WのS条さん。

 

この人はacaciaオープン時に来店されて1周年の時にKEI SHIGENAGAと作ったバングルを買ってくれて、その後はBoutique Wさんで開催される展示会の案内がずっと来てたんですけど無視してて・・・

 

最近になってその展示会の中にAleksandr Manamisがあることに気づいて軽い気持ちで見に行ったんです。

 

したらブっ飛ぶくらい良くて。

 

言ってしまえばエレナドーソンやポールハーデンのようなアルチザンな空気なんですけど、今再提案する面白さがあるかなと思って春夏からスタートします。

 

その挨拶がてらS条さんは来てくれたわけですけど、話してるうちにAleksandr Manamisのアーカイヴ展を急遽開催することに。

 

これまでの作品をどんなものが来るのかまだ分かっていませんが来週あたりからスタートさせます。

 

と、休む気満々だった私をぶん殴りたくなるほど営業さんたちが頑張ってくれまして年末にイベントが盛りだくさんです。

 

言ってみるもんだな。

その後S条さんとウチのワイン屋 Alternaに行ったのですが、この人トイレで寝てたわ笑

 

お疲れ様でした。

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