1月の入荷から少しエアポケット的な休憩タイムに入っている今日この頃。
新作の調子が良くてほぼ完売。
休みたい、とにかく休みたいのだが次の入荷が激アツなのよ、マジで。だから今日はその話をしようと思うんだけどその前に最近Uploadという海外ドラマにハマっちゃってさ。
死後の世界をアップロードすることによって生き永らえるってまさにアメリカ的発想なドラマなんだけど久々に、なんなら高校生の頃見てたOC以来の衝撃。マジで終わらない。
「一難去ってまた一難」
海外ドラマってこの言葉がぴったりなほど落ち着きなく進むし、カップル生まれすぎだろうが。
ちょっと倦怠期が訪れるとすぐ他のやつとヤるやん?なんで??
その後なんだかんだで元サヤに納まっても余裕でモヤついてるよこっちは。
あと死んだやつに関しては「素行が悪くてクビになったのかな」とか配信ドラマ慣れしすぎた私たちは裏まで読んでしまいますよね。
もう純粋な気持ちでドラマを楽しむことは出来ないのでしょうか。
そして今週末から届き始める新作が3ブランド
・ULTERIOR
・ISSUETHINGS
・Satou
もう激アツの確変濃厚な作品たちばかり。というのもほぼ私が購入するものだから。もうさいくぅーよ。
まずこれ。
ULTERIORは今回のコレクションで第10回目という節目を迎えます。
そこで出されたのがブランド初となるナイロンを使ったこのハンティングジャケットをベースにフォトグラファージャケットやモーターサイクルジャケットの要素を落とし込んだ作品。
展示会で見させてもらった時にこちらとしても「なんか珍しいな」と思ったんですけどナイロン素材は初めてなんですね。
しかも「すげーええやん」とデザイナーと話してたら「やっぱ皆こういうシャカシャカなの好きなんですね〜」ってノリだったんですけど、いやデザインが巧いのよと内心感じていて初めて使う素材をここまで格好良くまとめ上げ、それをいとも簡単そうにコレクションに加えてくる技量に圧倒されてしまう。
出されている作品だけじゃなく、ブランドとしての振る舞い方や立ち位置も格好良くなってるのでは。
パンツもありんす。
こういう感じに適当に買ったスニーカーとかで良いんじゃないですかね?大人は。
私はモツロンセットアップで買います。
あとULTERIORからはこのツイルのジャケットも届きます。
しかもネイビーとレッドの2色。レッドのイメージが強かったのですが2色ともオーダーしていました。
先ほどのナイロンのジャケットと違いこちらはややアルチな匂いがする面構え。
インディゴのデニムやこの後紹介するSatouのスラックスと合わせたいかなと。
そして同じブランドなのにナイロンのジャケットと比べデザインや空気感の振り幅、すごいですね。
次はこちら。
ISSUETHINGSのダーティーなパンツ。
キャンバス生地に特殊染色で色をつけた後にストーンウォッシュを施しこの表情にしているとのこと。
大好物
もうなんでこんな小汚いのばかり好きなんでしょうか、私は。
でもISSUETHINGSは1stからダメージやエアブラシで汚れ加工を用いてコレクションを発表していて、こういったデザインの物が私の中で「ISSUETHING OF ISSUETHINGS」って感じでドンズバなわけです。
もちろんそれ以外にもデザイナーの渡辺真司氏のファッションや服というカテゴリーではなく物作りに対する哲学に惹かれるところが多いです。
というのも彼が月日を重ね落とし込んできたエッセンスがデザインという部分ではなくブランドの雰囲気というのを体現し始めているから。
これって本当に地道な作業なんですけど、ロゴやそういったデザインに頼らずとも明らかに服が持つ空気感や雰囲気が増しているんです。
シグネイチャーデザインがあるわけではないのに、全てがシグネイチャーに感じるような物作りをしているなと。
モツロンこのパンツも買います。
そしてSatou (これのブラックが入荷します)
凄く久々にジャケットとスラックスのセットアップをやります。
これは展示会時にラックに掛かっていて失礼ですが最初はメチャクチャ普通に見えました。しかし私も服屋になって早14年、触手はやはり伸びるんですね。
袖を通すとマジでクリエイターだった。
いや、格好ええ。俺格好ええやん。
そう思ってオーダー。ちょっとジャケットとかコーデしたいなってそこの君。これやで。
最後はこの画像のパンツになります。
これが今期のSatouで1番推したい作品です。
腰に紐ベルトが付属していて垂れてるの。もう垂れてたら勝ちなのよ。
その裾に向かい膨らむ美しいシルエットと肌触りのいい生地、そして垂れてるベルト。もう優勝。今期のSatouはこれです。
凄く良くて画像のブラックとブラウンの2色オーダーしています。
という感じで楽しくもなるし忙しくなりそうな入荷ラッシュ、よろです。