春物の入荷がすげーです。個人的にお勧めしたい作品が集中的に入ってきていて紹介したいんですけど追いついていません。
しかも定休日の木曜は3月の頭まで毎週出張でウルトラハードモードに突入。1つ前の記事で休憩タイムとか抜かしていた自分を引っ叩きたい、いや鉄バッドでぶん殴りたい。
なんでとりあえずサクッと入荷しているものを言うと・・・
Lea Boberg / N.P. Blazer
Lea Boberg / D.P. Trousers
去年オーダー会を開催したLea Bobergの新作が届きました。Casley Hayfordを手伝う傍ら自らのコレクションを小規模で作っている彼女。
既に動画を撮影しているんですけど、nさんと「才能がないとこんなカッティング出来ない」という彼女のセンスの良さ脱帽。
頑張ればどんな人でも服は作れると思うんです、でもそこに私たち受取手側がどれだけのお金を払う事が出来るかという判断基準は服のレベルにあるわけで、服屋になって14年余り喉から手が出るほど欲しい物もあれば「どんなマインドで服作ってんだ」って秒で見るのをやめた事もあります。
でも彼女の服は驚きばかり。曲がりなりにも専門学校で服を作っていた私、そして直しやリペアで服を作っているnさんから見ても驚嘆するようなパターンメイキングやカッティング。
シーム(切り替え部分)がこれほど美しいと思ったことはない。
そんなレベルで美しい作品です。
ULTERIOR / L/R TWILL WORK SH-JKT / Navy&Red
最近の作り込み方が変態じみてきているULTERIOR
これもリネンが約半分ほどにレーヨンなどで構成された生地で、触っているとその弾力にヘンプのような質感を覚えます。
実はこれリネンを芯糸にレーヨンポリを巻き付けているんですね。だからそういった跳ねるような生地感になっており、もちろん素晴らしいのは生地だけではなくそれを生かすようなシルエットの良さ。
その膨らみある生地が着ると「垂れる」「流れる」というような表情になる素材×シルエット=着た時の顔というような掛け算がされています。
アガる、アガらざるを得ない服作ってんなっ
ほんとさいくぅー!!!
で、これは現在進行中のDimissianos&Millerの別注。
タッセルローファーが欲しくて、でもどうしても特有の堅い感じを拭いきれないなと思っていてD&MのEktorに相談して極限まで削ぎ落として、更にホールカットでという無敵な見た目で上がってきたのが画像のサンプル。
これにCulutta(クラッタ)レザーを載せようかなと検討中。乞うご期待やで。
そしてULTERIORの新作は即購入。
凹凸のあるテックになりすぎない表情がニットの柔らかい優しい空気と噛み合うんですよー
もちろんパーカーでも良いし、レザーとかも合わせたいし緩めのシャツも良いカナと。
あとSnow Camoがベースなんで裾にドローコードがついていて絞れるんですけど、ハイカットのスニーカーに裾を絞って穿くと良い感じにニューヨーカーかなと思います。
このバランスめっちゃ良いんで試してみて下さい。
あ、このブログの内容は秘密で頼むな、バレたら消されるんで。
酔路師朽〜!!!