Dear, BAGGY

¥39,600 JPY

こういったバギーパンツやワイドパンツって売り手側からすると非常にやりづらいパンツなんですね。

というのもハンガーに吊るされている状態や物撮りのツラが良くない。ほんとぶん殴りたくなる。

でも着用を撮り出すとテンションが上がるように "穿くとイイ" んですね。本当に全く違う。

そこでacaciaオンラインストアの自動再生動画の威力を発揮する時です。

サムネの吊るしの画像は忘れてもらってこの着用だけを見てください。ワイドで揺れる裾まわりと同時に生まれるドレープの美しさ、マジで最高なんです。

そしてそのシルエット同様に注目してもらたいのは生地。

SHINYAKOZUKAから定番で出されているDear,BAGGYですが今回はウール/カシミア/ナイロンという3素材から構成された生地を採用。

ライトメルトンのような目の詰まった生地、そして表面の光沢が美しくこのワイドシルエットと非常に噛み合う。

歩くたび足を組みたびに落ち間や光沢を楽しめ、穿くまでは清純派だと思っていたのに蓋開けてみれば艶感あるエロい1本だと気付くわけです。

そして「引き算」という部分。

SHINYAKOZUKAはここ6シーズンほどランウェイを開催しており日本の"デザイナーズブランド" として間違いなく力をつけています。

ただそういったブランドってコレクションピースな作品が多くリアルクローズとは呼べないモノもあるのは事実。

しかしDear,BAGGYは広がりや膨らみはありつつも同時に「落ち感」もあるのバギーパンツとしてのボリュームが丁度良いんですよね。

この迫力のある面構えと引き算による穿いた時の収まりの良さは秀逸であり、だからこそ定番なのかなと納得してしまう部分でもあります。

173cmがSサイズを着用

ブルゾン / Type65

靴 / Whole Cut Tassel Loafer

このDear,BAGGYは同素材のジャケットもあったのでそう言ったジャケット系と合わせても勿論相性は良いのですが有難いことに完売しているので、個人的推しのISSUETHINGSのType65で合わせました。

パンツのシルエットが本当に素晴らしいのこのような短丈のアウターとの合わせがとてもファッション出来て面白いです。

最近はこんな風にファッショナブルな着方やデザインに惹かれていて、それこそセットアップなんかもそうですが気分の変わる合わせを楽しみたいですしお勧めしています。

同素材のジャケットを買った方は勿論、単品でもブルゾン、ジャケット、コート、ニット、ブーツと合わせるのが楽しくなる1本です。

やはりそろそろカジュアルやストリートから解き放たれるタイミングなのでしょうか。

お持ちの秋の新作と合わせることを強く推奨します。

是非。

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