Baroque Shorts

¥44,000
ビスポークにてお作りします

Baroque

今回Gin and Tonicから届いた作品はBaroque Shorts(バロックショーツ)

Baroqueとは16世紀末から18世紀に欧州で流行した芸術様式のことであり自由な感動表現、動的で量感あふれる装飾形式が特徴。

ショーツと言えば簡素なデザインでカジュアルなものが多いなか、Gin and Tonicはそのバロックをデザインの根底に置き、作品として高い次元にまでショーツを押し上げています。

使っている素材はバングロリネンと呼ばれるリネン53% バンブー14% コットン33%の見た目も触り心地も素材味溢れる生地。

素材の粗野な部分と1人の職人がパターン、カット、縫製、アイロンを全て手掛ける部分がどうにも男らしく、かつ上品な空気を生み出しています。

またハリがあるのでしっかりとシルエットを出すことが出来、フロントの2タックから裾にかけて広がりが見せる曲線も美しい。

そして裾にあるベルト。

上記の広がりをこのベルトで7cm前後調整可能。

絞ってシルエットに変化をつけても、広げておいてまるで穿いていないかのような爽快感を味うも善し。

何より見た目がカッコイイですね。オフホワイトの素材感ある見た目の生地に光沢の強い真鍮のバックル。この合わせはまさにバロックが流行した中世のヨーロッパを彷彿とさせます。

ベルトとして道具的な意味でも、見た目的な意味でも、パンツにおける最大の特徴部分ですね。

ライナーは紅茶とその他染色液にてムラ染されたものを使用しています。

こう言った部分も抜かりなく仕上げてきていて、「ビスポークブランド」のイメージが強いGin and Tonicですが、相当アルチザンなことやってますね。

しかもそれを表立って見せないのに男を感じます。

というかこれ裏で穿いても良いくらいカッコ良くないですか?両A面使い出来ちゃいそうなくらい裏側さえもクオリティー高いです。

ビスポークを難しく考えすぎず分からないことがありましたら連絡してください。

仮縫いも行って調整しつつ作り上げることも出来ますので。

宜しくお願いします。

穿いてみると膝丈と裾にかけての広がりが程よく、全体的に合わせやすい大きさとシルエットだなと思います。

それとショーツなのですが、不思議とビーサンよりも革靴の方が似合う。

そのドレスな空気は中々ショーツではないかなと思います。

機能面だけでなく、オシャレするために作られたショーツと言うのがその辺りで他のショーツとは一線を画すのかもしれません。

夏を彩る1本として是非。

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