Type69 / Cotton Nylon Typewriter

¥53,900

ダメージ、ブリーチ、そしてパッカリング。

様々な加工を施し生地やシルエットを ”料理” した上で提供してくるのがISSUETHINGSの良さであり最大の特徴であると私は考えています。

そのため素材を全面に生かしたような作品はあまりなく、どちらかと言えば擦れていたり色落ちしていたりアタリがあったりなど・・・そういったイメージの方が強いと思います。

こちらのジャケットも素材を加工し、そしてISSUETHINGSらしいシルエットに仕上げてきており個人的に言えばブランドロゴやネームが入っているわけでもないのに、とてもISSUETHINGSらしい作品だなと感じます。

まず素材はコットンナイロンタイプライター。

通常のタイプライターと違いナイロン混のため一層ハリがありアウター向きの素材になっています。


それをウォッシュにかけ裏地との縮率差でパッカリングを起こさせ膨らみのあるシルエットを再現しています。

そしてその加工で生まれたアタリやシワの数々。

これが最高に男らしく無骨で格好良い。もうドストライクな作品に仕上がっております。

パンツは細からず太からずのシルエットなのですが、生地感やデザイン性の方が目に付く1本になっています。

この細さとデザインのバランスもちょうど良く、今まさに穿きたいパンツだなと感じます。

裾に関しましては処理してあった部分を解き長くなっているような形状になっており、パッカリングの空気とやや裾が溜まる見た目が男心をくすぐります。

シャツはIRENISAのOrnamental Fly Front Shirt

靴はDimissianos&MillerのWhole Cut Tassel Loaferを着用

同じ素材のブルゾンに比べるとよりミリタリーで土臭い空気になっており、穿くだけで迫力を感じます。

しかもただのミリタリーな見た目ではないので、一層主役のような力強さを感じます。

トップスやシューズは綺麗目なのもので引き算をしてもらうと良いかなと。

ブルゾンと同じくコットンの裏地がついているので、これからの時期に穿きやすい作り、そして重衣料に負けない佇まいがあります。

ミリタリーとテックの融合のような作品。

もちろんここから穿き込んでウォッシュやスレでアタリが増していく姿も見てみたい。

ここからの時期だったらジャケットやニットのような土臭さと相反するアイテムと合わせるのもの楽しみですね。

様々なアイテムと合わせて楽しんでください。

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