Type61 Dyed&Distressed Beige
素材 / コットン100%
*ピンズが付属します
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YouTube内でも話していますが、この2024年にコレクションでタイダイTシャツを出すISSUETHINGSの面白さ。
しかもほんのりダメージを入れ、そして前見頃部分にピンズをあしらうという、「衣服」というよりも「ギミック」の要素の方が強く感じるTシャツ。
ピンズはブランドネーム以外が全てアソートで付属しているので人と被ることはないですし、デザイナーズブランドを好んで着ている人達ならばピンズの有無関係なくこんなTシャツはまず被ることはないのではないでしょうか。
そんなISSUETHINGSの姿勢が詰まった1品です。
正直Tシャツということもあり長く説明するつもりはありません。
何よりISSUETHINGS自体が生地やデザインなどを事細かに説明せず、「見たままの感想が答え」というのがこのブランドの方向性だと思っています。
ただ簡単に説明するならばコットンの天竺をタイダイ染めし、首元にダメージ加工を施しピンズを散りばめた。そんな感じでしょうか。
言葉で説明するとこんなに簡潔なのに見たり着たりした時のインパクトや刺激というのはその文字量の何倍もあるような気がします。
そして15年ほどバイヤーをやらせてもらっていて思うんです。
「やり方が巧い」
何より誰でもできる芸当ではない、と。
「答えを出さないのが答え」という「受取手の感想が各々の答え」とでもいうような、ある種無責任であり答えを提示しないことで想像を膨らませられる唯一の手法を用いていると言っても良いのではないでしょうか。
まるでクリストファーノーラン。
ーあの島に向かったのは保安官だったのか、そもそも患者だったのかー
ー夢から覚めたのか、それともあのコマは回り続けているのかー
この散りばめられたピンズのように謎は深まるばかりなのである。
173cmがサイズ3を着用
パンツはAUBERGEのVolendamを着用しています。
パンツは夏にも使えるウールやリネン素材など、生地感強めのアイテムの方が合わせやすいです。
一度ULTERIORのNylon Air Poplin Mill-Pantsに合わせましたが全然噛み合いませんでした。
やはり形状そのものがTシャツなので力のあるパンツ、それこそ意匠性の高いパンツが合うのでしょうね。
*お花が紛れ込んでいますが別ブランドのアイテムです
どこか不思議でなんだこれ、と気になる存在。そんなTシャツです。
自分なりの答えを見つけてみてください。