SIMONE Pale Mint

¥35,200

Intemporel

1900年代のフレンチヴィンテージのシャツを元に作られたAUBERGEの定番にして名品モデル DEGASを新たな素材にて復刻。

その風貌たるやミシンを使わずにフルハンドで衣類を仕立てていた頃の奥行きとフレンチのエレガントな空気をしっかりと再現しています。

動画内でも言っているのですが一見シンプルなシャツに見えて紐解いていくと「どれだけの熱量で服作りしているんだろうか」と思ってしまうほど面倒な工程を踏んでいます。

このシャツの最大の特徴となっている "ギャザー"

衣類を作るときに膨らみや運動量を与えるためにタックやダーツ、そしてプリーツ、ギャザーを用いてパターンを引くのですが衣類として上がってきたときに1番デザインとして綺麗に見えるのがギャザーだと思います。

タックやダーツに比べ思いっきりポイント的に凹凸が生まれ奥行きが出て視覚的に優美に見えますよね。

そして膨らみを与えつつも機械では出来ず人の手によって1点1点 手で分量を捌き、時間をかけて作られてるという贅沢さ。

服そのものだけでなく、作られている時間すらもエレガントに思えてしまうのはフレンチならではじゃないでしょうか。

そして生地ですが超長綿を用いて作られたマイクロドビーヘリンボーン生地。

通常ならば最終工程で毛焼きやトリートメントする工程を省き、強い洗いにより生地の縮率差を利用して凹凸を出しているため、本当によく見ないと分からないくらいの織りになっております。

またトリートメントせずとも経糸、緯糸に超長綿を使っているために光沢と柔らかいコシのある風合いに仕上がっています。

何よりこの生地感がデザインの良さを壊さず、むしろ引き立てているように感じるくらい噛み合っていますね。

シルエットも秀逸で前身頃、後ろ身頃のヨーク部分にギャザーで膨らみを持たせているのですが、運動量が必要な後ろ身頃はそのままに前身頃はパターンを変え生地がもたつかないような設計にしてあります。

そのため前身頃が変に膨らまずドレスシャツのようにストンと落ちる。

もちろん身幅と着丈のバランスも絶妙でブランドの説明にある「このシャツは重ねないで1着でそのまま様になる力があります。」というのが見て取れるかなと思います。

こちらで173cmがサイズ42を着用。

パンツは今期イチオシのULTERIORのNylon Air Poplin Mill-Pantsを穿いています。

YouTube動画内ではAleksandr Manamisのジャケットをレイヤードしましたが、ブランドの「1枚で様になる」という文面を読んで1枚で着用。

そしてその文面を見事に再現するかの如くフロントのギャザー、膨らみ。そして首元やカフスに向けてキュッと収まっている緩急。

美しいではありませんか。

画像やハンガーに掛かっている状態では決して分からない立体感とフレンチ特有のエレガントな雰囲気がありますね。

ペールミントという色合いもなんとも言えない綺麗な色で、私が展示会場で見た際に1番フレンチだなと思った色です。

春らしい色なんでどうぞ、とか一切思いませんでした。それよりも兎に角綺麗。着たい。そんな色ですね。

画像のようにナイロン系のパンツに合わせても動画内のようにアルチザンに合わせても良いと思っています。というかそう言う新しい合わせに挑戦してほしいですね。

AUBERGEの魂がこもった1品。

是非。

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