Type47 / Moleskin
素材 / Cotton100% 裏地 / Cotton
サイズ詳細
サイズ1 肩幅64cm 身幅73cm 着丈94cm 袖丈55cm
サイズ2 肩幅66cm 身幅75cm 着丈98cm 袖丈56.5cm
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Moleskin Coat
ISSUETHINGSのType47は「モールスキンを使用したスタンドカラーに大きめのポケットを配置した
コート」とこんな簡単な説明しかラインシートには記載されておりません。
しかしこれはISSUETHINGSの名前の由来でもある「議論しあう題材」というブランドの問いかけに受け取り側が頭を使って考える、そこを意識してのことだと思うのです。
つまりこのType47(Moleskin)は何を表現したいのか、そこを解説しようと思います。
YouTubeの動画内でも話しているように「服の説明をディティールやデザインベースから語るのはお門違い」というようにISSUETHINGSはISSUETHINGSでしか表現出来ないものを模索しているのだと思います。
だから説明も簡潔で、なんなら受け取り側にあえて妄想やイメージを膨らませるような形式にしている気がします。
このご時世、素材の説明やデザインの背景を説明しないと付加価値が服につきづらいと思うのですが、あえてそれをせず消費者側にブランドの空気を作り上げさせるような手法を取っておりまさにISSUETHINGSだなと。
仮にもし私がType47の問いかけに答えるならば
「着倒す」
これです。
使っているのがモールスキン&裏地もコットンなので丸洗い出来てしまいます。
ハリのあるモールスキンを柔らかくなるまで着込み、汚れたら洗いアタリや毛羽立ちを楽しむ。
既に重厚感のある見た目をしていますが、着ることで体に馴染みクタってくる。もちろん変色もする。
その成長を見る。自分で自分のヴィンテージを作る。
これが私に取っての答えです。
ただもう少し細かくディティールの説明をするのならば
素材はモールスキンでライナーは度詰めのコットン。洗濯可能。フロントはジップ&スナップボタンの比翼仕立て。大きいフラップポケットは上からも横からも手を入れられる作り。ウエストと裾はドローコードつき。ドロップショルダーで肘にはプリーツを仕込み立体に。袖口は込む仕様ながらもスナップボタンでアジャスト可能。
このように仕掛けは多く決して1つの作品として簡略化されているわけではないのです。
173cmがサイズ1を着用。パンツはAUBERGEのCABを着用しています。
着ると分かるのですが肩は落ちて袖は膨らみがあっても袖が余ったり裾まわりが浮いたりしないため、ただオーバーサイズを着ているのではなくファッション的要素を感じるサイズ感に仕上がっています。
もちろんこのモードな佇まいも素晴らしく、CABのようなテックなパンツと合わせることでバランスが取れて全体がまとまると思います。
モードにもミリタリーにも振れるような男くさい空気が堪らない1枚だと思います。
かといってモードともミリタリーとも説明されていないType47
確かなのは男なら絶対好きな面構えだってこと。
貴方なりの答えを出してみてはいかがでしょうか?