CAB Charcoal
素材 / コットン100%
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MODE×MILITARY
ユーロヴィンテージをメインに生地をアレンジし新しい作品として産み落とすAUBERGE
このCABもその言葉の通りミリタリーをベースに素材を載せ替え全く新しいモノへと昇華されている作品です。
ぱっと見はシンプルですしミリタリー臭が強めなのに、穿いてみるとイメージが180度変わるくらいモードで尖った印象を受けます。
それは単純に生地を載せ替えるだけではなく、ベースになっているアイテムに噛み合う生地を当て込み新しい印象を与えるのは勿論、元のミリタリーの部分をかき消してしまわないようにバランスがとられているため。
AUBERGE=ヴィンテージのイメージが凄く強いと思いますが、このパンツは穿いた時にこれほどまでにファッショナブルなモノなのか、と驚きと同時に高揚感すらありました。
この生地はAUBERGEがオリジナルファブリックとして作っているAUBERGEクロスの第三弾。
ダイワインターテックと共同開発した生地を採用しており、今回はコットン100%の超撥水素材。
動画でも試しているように水道の水に濡らしても全く染みてこないくらいの高密度のコットンになっています。
しかしながらTen cの様なベンタイルとは違い、こちらはハリがありつつもコットンの柔らかさやコシはある生地になっていて穿き心地はその辺のコットンパンツと何ら変わらないほど。
というのも説明にないので憶測ですがピマ綿などの超長綿の高密度素材にしているのではないでしょうか。なのでこの超撥水力が生まれている。
しかも色の異なる糸を織り込んでおり真っ黒ではなくガンメタのような深みのある色をしています。
ベースは60年代の米軍のオーバーパンツ。
フラップ付きのポケットに膝部分のプリーツ、裾のドローコード。そこにグログランベルトを付けウエストはウエストはゴム仕様になっています。
見た目がモード×ミリタリーでシルエットやギミックに目が行きがちなのでうすが、開発されたAUBERGEクロスが柔らかくとても穿きやすいというのも特徴の1つに挙げていいほど快適。
土臭く、男臭い見た目なのですが穿き心地は化繊のスポーツ用のパンツの様に軽く穿きやすいです。
見た目も穿き心地に関しても生地が素晴らしいということですね。
シンプルながらもどうしてもジャケット、ニット、革靴と合わせたくなってしまうような生地感をしている本作品。
シルエットも裾まで一直線に落ちるような太身のストレートでタイトにしてもルーズにしても合わせられる。
上記の通り色々語れる部分は多いのですが、それ以上に色々な物と合わせたくなってしまう楽しい1本だと思います。
オーバーパンツといえど、タウンユースにリサイズされており丈もジャスト丈なので嫌にダボついた見た目にはなりません。
むしろ丈、裾まわりと靴のバランスが取りやすくてスリッポンもスニーカーもブーツもイケてしまうかなと。
あと膝のプリーツで膨らみが出て形状が筒状に変化するため、横にばかり広がらずワイド過ぎない見た目になります。
自分でこの記事を書いてても思うのですが、めちゃんこユーティリティーな1本じゃないでしょうか?
こちらもサイズは40を着用しています。
作り込まれた生地のハリと独特の膨らみ。やはりミリタリーというよりもモードにしか見えないですね。
しかも革靴やジャケットを引き立たせるような奥深さを感じませんか。
凄く主張があるわけではないですが、計算されデザイン的にもシルエット的にもバランスの取れた作品。
ミリタリーアイテム同士で合わせるのではなく、全く別ジャンルのものと合わせても貰いたいなと思う1本です。