なんかこうさ、コロナや円安の影響とかもあってドメスティックブランドとのやり取りが多くなったし、様々な良さも分かってきた。
国内にもLONESOME.のような良いアーティストは居るし、ULTERIORだって「ジャケットも今は何も言わずに売れる」(これは牧さんが言ってたんだよ、ほんとに)ようになってきた。
ただ人気ブランドを増やし続ける、、、正直そんなタマじゃねーんです。
周りと手を繋いで人気なモノに食いつくようなバイヤーでも、そもそも人間でもないので。
やっぱまだ見ぬアーティストの作品をもっと見せたいし自分も味わいたい。
ただ今は計画があってそこまでは至らないんだけど。
で、なんでこんなことを思ったかって言うとYouTubeにあげたkujakuのオールシルクのセットアップ、あれがきっかけで。。。
デザイナーの西坂さんから「シルクでも出来ますよ」って言われた瞬間に「あ、これやろう」と即座に思ったし、今となってはKEI SHIGENAGAのゴールドを売ってる時の感覚と凄く近いんですよね。
あのヒリつく感じ。
まさにバイヤーでありセールスというのが身に染みて分かるような代物。
もしかしたら1枚も売れないかも知れないと言う背筋の凍る感覚と共に間違いなくこれが至極の作品だと言う自負。
とても楽しい。
何より唯一無二なものを手にするって人生でも中々ない経験ですし。
こう言うのを皆さんの手に届けるのがバイヤー冥利に尽きるってことなんでしょーかね。