再構築ワイドデニム インディゴ(Exclusive For acacia)
素材 / Vintage Levi's ×2 (1点1点 色味や質感が違います。ご了承ください)
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Exclusive…再構築ワイドデニム
当店では初となる再構築デニムの別注作品をmasao shimizuに製作して頂きました。
以前にも別注は作ってもらったことはありますが、今回はmasao shimizuの顔と言っても良い再構築デニムです。
荷物が届いた当日私は店舗休業日でしたが作業のため仕事をしておりNo BGMの中、現在のようにオンラインページを製作していると「コツコツコツ」と階段を駆け上がる音が。
現れたのはDHLのテープが貼ってあるデカ段ボールを必死に抱えた郵便局員さん。
その時「masao shimizuだっっっ」と即座に私は気付きました。
興奮と期待を胸にダンボールをカッターの逆刃で開けていく。
オーダーイベントで予約を頂いた作品を出していき一番奥にあった別注のワイドデニム。
高まる緊張、震える手先。
良いと分かっていても自分を信じきれていないのか動揺しているのです。
しかし着用することでその不安は一瞬で払拭されました。
今回の再構築ワイドデニムはLevi’sを2本解体→再構築したモノです。
しかしこの別注の話をデザイナーの清水さんに振った時点で「マジでリーバイスの球数が少ないです」「作っても高くなってしまう」と良い感じにプレッシャーを掛けられたのですが構わず続行。" 俺はやるんだっ " と強い気持ちでこの作品に挑みました。
そしてすぐに問題が発生します。
「既存のリーバイスを解体して再構築するからそんなにワイドにならへん」
そう連絡が来ました。
確かにそうか。。。どんだけ大きくしようとしても清水さんが持っている個体が普通のサイズだとそうはいかない。
詰んだ・・・
その場にいた全員(私1人)が企画はここで終了かと思われました。
しかし後日、再度清水さんから提案がありました。
今回(2023AW)の再構築デニムのデザインを使いつつ別注を製作してみては如何でしょうか?という内容で、、、
『スタンダードの前中心にある濃いラインを生かし、脇側に切り替えを入れつつその縫い目に中心の濃いラインをランダムに挟む仕様となりますがいかがでしょうか。
ワイドシルエットや渡り幅を大きくするため脇側に別デニムで切り替えは必須となりますので、そこにもポイントをつくろうかと思います。』
ふむふむ、いつも通り3割くらいしか分からん。
ただ今回の再構築デニムを個人的に格好良いなと思っていた私からすると願ってもいない条件。
即OKし製作してもらうことに。
そして震える手で再構築ワイドデニムを着用し
「きゃんぺき・・・」(完璧)
と胸を撫で下ろし、シルエットの美しさに息を呑みました。
ある程度ゆとりを入れつつも腰回りや渡り幅はすっきりしているために腰部分から直線に落ちるストレートダウンシルエット。
わがままなお尻を持ち合わせている私も穿けば体のラインが細く見えるような、そんな美しいシルエットです。
そしてレングスは1クッション置くくらいの長さで、ULTERIORから出ている40’sのトラウザーに近いシブい空気があります。
デニムでこの空気はエロい、本当に格好良い。
再構築のデザインとしては所々に入っているラインがインダストリアルな佇まいで心をくすぐ、、、いや鷲掴みにしてきます。
もちろん色落ちの具合は1本1本違い、すべてのタグに「One Of A Kind」(1点モノ)の文字が。
細かい説明をすればパターンの組み替えの部分とか相当話せると思います。
でも「穿いてみてシルエットが最強でマジで格好良かった」これで良いかなと。
私は思うのです。 masao shimizuというブランドは見ていて楽しい、見てるだけで酒が飲める。そういうブランドでファッションの根本的な『楽しむ』という部分が強く表現さ入れていると。
だから再構築ワイドデニムも穿いて感動して記憶に残してもらえればなと思います。
文章や能書きよりも一番大事なのはそこではないでしょうか。
楽しんでください。