URA Kurt
素材 / コットン100%(13oz Denim)
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Kurt Cobain
1967 / 2 / 20 ワシントンのアバディーンに生まれその後叔母の家のあるシアトルにてNirvanaを結成。1994 / 4 / 5自らショットガンで頭を打ち抜き死亡。
その27年という人生の中でグランジというムーブメントを作り" Kurt Cobain"という人物がその後多大な影響を若者たちに与えていくことになる。
80年代からトレンドになっていたヘヴィメタルは細身の綺麗な格好に化粧をするような演出が多く、それがMTVでも放送されまくっている中、デニムにネルシャツで歪んだギターをかき鳴らすNirvanaの登場でシーンは激変。
その中でもKurt Cobainが穿いていたリペアデニムはグランジを象徴するものだと思います。
グランジ=汚れているという意味合いもあり今回のURA Kurtに使用しているデニムは岡山の児島にて製作されたヴィンテージ加工デニム。
13ozの程よい厚みに現在で言うところのバレンシア501に近い色味に近づけた生地を採用。
ミディアムトーンから洗いをかけて退職が進むことで一層ヴィンテージに近くなる生地になっているとこと。
正直なところ、ヴィンテージに近いと言うよりも純粋に色が綺麗。
髭やアタリ、リベットのコントラストが非常に美しいです。
リペア部分はほぼカートコバーン本人が穿いていたデニムと同じようなリペアになっており、コーデュロイやヒッコリーなどがあてがわれております。
ただ本人の穿いていたデニムと唯一違うのがカート本人のリペアは表から簡易的に縫い付けてあるのですが、これは裏からしっかりと "縫製" されています。
URA Kurt(裏カート)と言う名前の由来も本人のものとは違い裏から縫い付けている部分から来ています。
説明に「カートが選んだ生地に酷似したテキスタイルを全てデニムの裏側から当ててリメイクを繰り返すアート色の強いデニムに仕上げました。」とあるように古着特有の埃っぽさは皆無で、パッチワークの美しさが際立つ1本。
そのため古着の匂いというよりも芸術的作品に近い感じがしますね。
しかも13ozのデニムにフロント部分にパッチワークがしてあるからかシルエットが美しいです。
個人的に501よりも今作品の方がお尻周りにゆとりがあるのと、太もも周りから裾周りの絞りが綺麗に感じます。
なので使い古したXXなどのようなペタッとダレて裾にグシャッとたまる感じではなく、ストレートのスラックスのようなシルエットになります。
私はわがままなお尻ちゃんのせいで501を巧く穿けなかった人間なので、このデニムのシルエットの良さには感激しています。
173cmがサイズ42を着用、ニットはISSUETHINGSのType49(Natural White)を着用してます。
程よくゆとりがありパッチのおかげか膝周辺がダラっとすることなくシルエットが綺麗に出ています。
また今から着るようなニットやレザー、ウールのコートなど艶やかなものと相性は抜群。
綺麗にまとまりがちが冬だからこそこう言ったリペアデニムで遊んでみても良いのかもしれないです。色も最高に綺麗ですし。
ちょっと語っていいか
正直に言ってしまえばデニム、カートコバーンが穿いていたモノの復刻で新しい部分というのは少ないのかも知れない。
しかし先ほども言ったようなヴィンテージにはないシルエットだったり生地のハリ感など、このデニムでしか味わえない部分があるのも事実。
だからこそ受け取り手がカートのコピーをするのではなく、しっかり自分を表現することが大事なのかなと。
でなければ全てコピーになってしまう上に、カートにもなれない。
お気に入りのアウターやシューズと合わせて彼が燃え尽きて行ったように死ぬほどこのデニムを楽しんでもらいたいです。
彼の叫びは胸の中に、歩みは前に。