Nylon Air Poplin Hounting JKT Stone Beige

¥93,500

Multinational

今期イチオシの、というか名作と言っても過言では無いほど衝撃を受けた今作品。

そもそもULTERIORは面白い素材加工や素材使い、またはパターンなど捻ったものが多いのですがこの作品においては捻りを加えつつ新しい試みと1つのジャケットとしての完成度の高さが窺える仕上がりになっています。

*同素材のパンツもございます

まず素材ですがULTERIOR初となるナイロン生地を採用。

ブランドからの今期の説明にも「ブランド初となるナイロンを使用したアイテムが登場」とあり大々的に押し出していることがわかります。


その生地ですがリサイクルナイロンを原料とした繊維を空気で絡めることで作り上げたナイロン歩プリン。


そちらをワッシャー加工を施し天然繊維のようなナチュラルな風合い、質感、軽さを出していて表面にも凹凸が見られ、まるでリネンやコットンタイプライターのような表情をしているのが分かります。

最終段階で撥水加工を施しナイロン素材としての機能的な部分も役割をしっかり持たせているのはさすが。

そんな生地も面白いですがディティールも最高です。


実はこのジャケット、数多くのヴィンテージを掛け合わせ作られています。

ベースはハンティングジャケット、そこにミリタリーやモーターサイクルジャケット、フォトグラファージャケットなどの用途として使われるようなパーツを落とし込みモダンにブラッシュアップしたアノニマスジャケット、と説明にあります。

そのポケットの配置や様々なディティールは男心くすぐる仕様になっている訳ですが、何より凄いのはその様々なパーツを組み込みつつも冒頭で言ったように1つの作品としての高さが非常に高い部分。

もはやデザイナーのセンスとしか言いようがないほど、綺麗にそして違和感なくまとめ上げられています。

シルエットも見頃は大きいながらも袖幅はそこまで太くなくイキすぎていないゆとりあるシルエットになっています。

そしてYouTubeの動画内でわかったのですが、アームホールの釜底部分に余裕を作り可動域を広めているため腕の上下左右の運動がとても楽。

様々な要素を落とし込んでいるのはデザイン的な部分だけかと思いきや、何かの目的のために使われていた「作業着」としての要素も落とし込まれているのは驚きですね。

こちらで173cmがサイズ4を着ています。

サイズ4で少し大きめ、パーカーなどを着込めるほどの大きさですね。

本当に天然繊維のような質感が見て窺える表面と、独特でテックやミリタリーなどいろんな空気を感じるデザイン。

着用画像ではSatouのUndou Wide Pantsを着用していますが、こういった素材感あるモノと合わせても違和感がないので、ポケットや撥水性など機能的な部分の充実はもちろん、ファッションアイテムとして組み合わせる面白さがかなり大きい作品かなと思います。

個人的にナイロンジャケット系統のものを着てこなかった(取り扱ってこなかった)せいもありとても新鮮。

それでいて所有しているモノとの相性もよくコーディネートを純粋に楽しめます。

名作にして唯一無二のジャケットです。

是非。

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