BIRKIN / French White

ブランド側説明より引用

テキスタイル・・・

カリビアンシーアイランドコットンを100％使用した３色使いのハケ目シャンブレー生地。

タテに２色、ヨコに１色すべて異なる色に染めた糸を用いてその赤み・緑み・黄みの３色を織りで掛け合わせ、ぶつけることで各々の色味を消失させ、くすんだビンテージ感のある白生地を作りました。

一見色としてはオフホワイトですが実際には様々な色の糸が入っているため、動きの中で赤みや緑みが不規則に浮かびあがり、通常の白生地では表現できない複雑な奥行きのある色目になっています。

その独特なくすんだオフホワイトはパリの石灰質の水で洗濯をし続けるとなってしまう独特の色味をイメージしました。織り方の特徴として、Royal Navyのビンテージシャツの構造を参考にタテ糸とヨコ糸に番手差をつけてわずかに凹凸を感じるような素材感にしています。最高の原料からくるとろみとふくらみ。

そこにビンテージ感を付加した唯一無二のシャツ地です。

デザイン・・・

今回のこの人、この１着シリーズとして究極の白シャツを企画しようということになり、白羽の矢を立てたのが晩年のジェーン・バーキンであった。

マニッシュなアイテムを女性らしく着こなすそのバランス感覚は今の男性から見ても極めて新鮮で空気をはらんだようなシルエットと深めに開いた脇スリット、小気味良いサイズの襟と着こなしに利用したくなるディテール満載の白シャツが完成した。

そのタッチが気持ちよさの限界超えであることは海島綿使いなので言うまでもない。