Full Length Pant

¥169,400

Six Pocket Jacketの対になるトラウザー、Full Length Pant

ー単純なセットアップパンツだと思わないでー

そう言いたくなるほど構造線を用いたシルエットが美しく、昔で言うマルジェラのアナトミックパンツ(人体工学に基づいたシルエットのパンツ)に近い考え方をした1本なのかなと。

ジャケット同様、シンプルに見えつつも奥の深い・・・もう深すぎて戻ってこれないくらいの語るべきことが多い作品です。

生地はジャケットと同じコットンウールナイロンの高倉健が過ぎる生地です。(激シブってこと)

ジャケットではリネンみたいと書きましたが今こうやって画像を見ると和紙っぽさも感じますね。

そして生地の擦れ具合・・・これが生唾もので憶測ですが82%のコットンがインディゴ染されておりそれが以外がブラックの糸。

そしてそのインディゴのみが色落ちしているような表面になっていて高倉健を通り過ぎてショーンコネリー。

この画像だとちょっと青みがかっているのですが実際は節々にインディゴブルーを感じるような色落ちした表面になっています。

そしてシルエットがもはや服好きにしか刺さらない作りに。

パンツのパターンというのは片側の前身頃と後ろ身頃の2枚、左右で計4枚で構成されるのですがこれは片身頃を半分で割りそれを左右前後で行っているので計8枚のパターンから構成されています。

で・・・?

という話なんですがそうなるとジャケットのウエストのくびれのように絞り(または膨らみ)を作ることが出来ます。

そのためこのパンツはウエストからお尻は膨らみがあり、そこから太ももはセミワイドくらいの太さに、裾にかけて若干のテーパードを効かせている超緻密なパターンを用いたパンツになっているのです。

なのでハンガーに吊られているのを見ても意味がないというか、袋とじの中身見ないで表紙だけで楽しんでる感じ。だから穿いてもらいたいしこの文面で盛り上がっちゃってる貴方は変態だと思います。

タックによる膨らみ、お尻周りのすっきりとしたボリューム、膝からほんのりと効いているテーパード。何より美しい横から見た時のシルエット。

パンツって良さを伝えるのが本当に難しいんですけど正直このパンツはトップクラスに難しい気がする。

なぜなら本当に良いポイントが多いから。悔しい・・・オレ悔しいよ・・・

だから本当に穿きに来てもらいたいです。穿いたら一瞬で「これください」だと思う(そんなことないか)

173cmがMサイズを着用
シャツはのPatch Pocket Shirtを着用

この合わせとても好きですね。

リアの単丈のシャツブルゾンのようなツラと膨らみのあるパンツのシルエットがうまく噛み合っていると思います。

しかもギャバジンの艶やかなスラックスでは出せない空気がありますよね。それが良い。

本当に穿いてもらいたい1本ですね。

セットアップで着てもらいっても良いのですが兎角絶対セットアップで!といった感じではなく別作品と捉えてもらっても良いかなと。

こういうのって結局セットアップがメインで単品でももちろん使いやすいです〜というのが多いですが、これはむしろ逆で単品使いがメインでセットアップでも使えます、というノリですね。

それくらい破壊力がありますし奥が深い。

是非挑戦してみてください。

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