Civil For Summer

¥63,800
BESPOKE(体型に合わせてお作りいたします)

お客さんの体型に合わせ作品を製作するビスポークブランド Gin and Tonic

今期は製作をストップしており秋冬に向け準備している中なのですが、当店の6周年記念の作品を作ってもらいました。

Gin and Tonic史上1番太く、アルチザンな匂いがする1本です。

今回は当店のお願いでCivilの春夏バージョンを作ってくださいと言うことで製作依頼しました。

しかしながらサンプルが届き穿いてみると前回のサンプルとは明らかに違う空気と表情に。

そこで作品について問い合わせたところ職人にしか分からないようなディティールのイジり方をしていて、こちらとしては胸アツな展開。

生地も完全にタイプだし・・・

めちゃ格好良いやん、このパンツ!!

まず重厚な空気を放っている生地について。

こちらはリネンコットンの馬布という乗馬する際に馬と鞍の間に敷くために使う、高密度の平織生地を採用。

*以前acaciaでも取り扱いのあったEEL Productsのサクラコートの生地と同じです

しかしそこにリネンが半分以上入ってくることで色ムラと表面にはシワ、と言うよりも凹凸が生まれます。

何より視覚的にも織られている糸や質感が伝わりやすく、テクスチャー感強めに仕上がっています。

*裏面の画像です

そして秋冬のCivilと違う点ですが、まず腰回り。

サイドシームレスで裾にかけて真っ直ぐ落ちるCivilですが、腰回りからの膨らみが綺麗に出るように上記のスライドショーの画像のようにポケットの袋布を利用しシルエットがはっきりと出るように細工してあるのです。

そしてそのタックが広がり膨らむ位置も秋冬のCivilと違い腰よりやや下の位置に設定し膨らみが見て分かるように変えたとのことです。

確かに以前よりもタックからの膨らみが綺麗に出ている気がします。

そして裾まわりも本気のストレートに。一切絞りは入っておりません。

そのため生地の擦れた荒々しい表情が全面に出ていて秋冬のCivilがクラシックだったのに比べ、どこか土っぽさと日本情緒あふれるシブさ、そしてワイドトラウザーとしての優美さを兼ね備えている1本になりました。

もちろん使い手が方向性を定め、穿いた後にブラッシングしクリースも残せばトラウザーとして穿けますし、あえてシワを付け洗濯でアタリを出せばアルチザンな作品に仕上がるでしょう。

どんなベクトルにも振れる今までになかった作品です。

173cmが着用しています

着用するとこのようにウエストから直線的に落ちる、服というよりも物体に近いような感覚で見てしまうモードなシルエットをしています。

かといって突飛で作り手の自己満で終わるような作品ではなく、ISSUETHINGSのシャツやDimissianos&Millerの艶感とマッチする存在感。

モードで、アルチザンで、クラシックで、でもそのどれでも無いような・・・

acaciaにピッタリな作品に思えます。

体にフィットする腰回りからの美しい裾への膨らみとシルエット。

一応ビスポークブランドなので体型に合わせ製作しますが、ここからもう少し細くしたり丈を伸ばしたり裾をダブルからシングルに変更など、様々なオプションを選べます。

もちろんビスポークです(Be Spoken)

分からない部分や微調整したい部分などは連絡を取り合い製作していきましょう。

遠方の方は仮縫いを作りお送りすることも可能です。

お気軽にお問合せください。

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