Linen Herringbone Safari Jacket
素材 / Linen100%
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別注リネンヘリンボーン
Gin and Tonicから届いた新作の紹介です。
こちらはGin and Tonicから出されているSafari Jacketの当店別注モデルになります。
ブランド側から出されているモノとは大きくデザインや見た目が異なるので別物と思ってもらった方が良いかも知れません。
まずは生地。
見た目通りヘリンボーンですが、使っている内側の糸を抜染し白くしてからヘリンボーン組織として織っているので、使用して表面が擦れてくると中の白が出てきて全体的に白っちゃけてくるとのこと。
またガッチリと織り上げられた生地はヘビーリネンのような厚みで製作中に何回も針が折れたようです。
厚みがあるわけではないのですが、とても目の詰まった強靭な生地なのでブランド側のBamboo×Linenのモデルとはまた一味違った空気になります。
EFFECT
そして加工。
生地をヘリンボーンに変えただけではなく何個か変更点があります。
まず見ての通りバンドカラーでカットオフに。これは背面のウエストベルト部分と袖口もカットオフになっています。
しかしただズタボロっていうのは嫌だったので裾周りやフロントには加工は施しておりません。このバランスが重要かなと。
Gin and Tonicはビスポークブランドにも関わらず(ビスポークブランドだから?)手作業感が少ないですよね。
だからこの作品のように「あえてアルチザンぽくしてる」のはすごく珍しいです。
そう、つまりデザイン的な職人らしさよりも「服としての構造」を追い求めているブランドなんですね。
だからこそこの別注のようなデザインを作ったらどうなるかすごく楽しみでした。
もちろん今回もビスポークで作れます。
ご希望の方は体型を伝えて頂ければ仮縫いし製作にかかります。サイズ感が分からない場合はお手持ちの作りたいサイズ感のジャケットやシャツをご連絡ください。
着た感じはTen cのOJJっぽいんですよね。だからガンガンに着込んで皺をつけて洗濯機でブン回したい。
カットオフの部分もモットナチュラルに変化してくるはず。
久しぶりに育てたいと思える生地と作りです。