19IEME Jacket / Black Navy Herringbone

¥204,600

まさにAleksandr Manamisな1枚!という佇まいをしている19IEME Jacket

実は元々はベルベットで出されていたジャケットをこちらのウールヘリンボーンの生地に載せ替えてオーダーしている当店のみ(多分)のモデルになります。

そのアンティークな空気や作り込まれたディティールはマナミス全開といった感じでアルチザンブランドの醸し出す特有の空気を纏っています。

動画でも話している通り例え名前を隠して並べられてもマナミスだと気付く、そんな作品だと思います。

個人的にマナミスのジャケットと言えばこのラペルが作られているにも関わらずスタンドカラーになっている、ジャケットとブルゾンの合いの子のようなデザインがとても好きです。

そしてアームホールの中央部分からのパネルの切り返しが入っており、それによりウエストは気持ち良くシェイプが効いており一昔前のギュンギュンに絞ったシルエットでも今のオーバーサイズでもない不変的な綺麗なシルエットになっております。

裏地は身頃・袖裏と全てオリジナルの裏地が付いており袖をロールアップした時、裾が靡いた時、そして一世一代の大勝負で脱いだ時・・・その裏地が一般的なジャケットとは一線を画す迫力を演出してくれるでしょう。

使われている素材はウール100%

しかし現代ブランドが出しているようなスーパー原料のきめ細やかな繊維ではなく、どちらかといえば目が詰まっていてウール本来の質感を感じられるような生地になっています。

これが良いんだ。

このディティールにこの生地だからマナミスが提案するアンティークな空気が出るし、着ていくことでシワを刻み歳をとってくれる。

2007年から確立された世界観を作り続けているAleksandr Manamisをしっかり体感することが出来る1枚です。

サイズ感は173cmで綺麗に着るならサイズ4 今っぽく着るならサイズ5といった感じです。

そもそもマナミスはオーバーサイズで着るような作りをしていないのでスッキリ着るのが本来の着方なんでしょうけど、この辺りは好みになると思います。

動画内でnさんが言っているようにGジャンのようにインナーとしても使えるのでその辺りも含めて、コートの中のインナーなのか厚手のニットを中に着てアウターとして使うのかという用途で変わりそうです。

ただどっちで使っても間違いなく格好良いジャケットです。

173cmがサイズ4を着用
シャツはPanel Detail Shirt
パンツはD.D.P. Trousers

インナーには同ブランドのシャツを入れたのですがウールヘリンボーンにレーヨン・リネン・コットンの光沢が最高ではありませんか。

もちろんLea BobergのD.D.P. Trousersとも噛み合いますし様々なブランドと混ぜて使いたいですね。

デザインが盛り盛りに入っているわけではないですが存在感というデザインがアクセントになるのでお持ちの冬服の印象をまた変えてれると思います

と、ここまで色々書き連ねましたが純粋に格好良い。

自分も服が好きですし取り扱いブランドには信頼があります。その上で言いたいのは格好良いし着たい!と思えるということ。

そう私がそうであるように服好きに刺さるのです。

手に取りたくなる・袖を通したくなる・手放したくなくなる。

そういった1枚になれば良いなと思います。

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