CONNERY / NAVY
素材 / ウール(Super160's) 70% カシミア18% ビキューナ12%
*専用のブラシが付属します
*基本送料無料としています
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織物だったら絹や海島綿のように編み物に使われる獣毛にも最高級素材があります。
それがVicuna(ビキューナ)
族種で言えばアルパカやラマに近い関係にあり、その辺りをラマ属としてまとめらる事が多いようですがその中でも群を抜いて高級素材なのがビキューナ。
圧倒的な肌触り、そして恐ろしいほど少ない採取量。
そのため以前私も海外のニットアーティストに「セーターをビキューナで作ろう」と提案したところ「高過ぎて無理や」と断られたほど高価。
しかし服好きとしては絶対に一度は目にしたい、そして手にしたいモノではないでしょうか。
説明の前にこの生地を見てているだけでAUBERGEが目指している場所・目的というのが伝わってきてこちらまで胸が熱くなるような、そんな作品です。
ワタの状態のビキューナにカシミア、そしてSuper160'sウールをブレンドしコシを持たせしっかりアウターとして着れるような生地に作り上げたメルトン。
かといって流石にスーパー原料だけで作られているので一般的なメルトンよりもライトでドレープが生まれるような生地感。
表面はしっとりとしていてゴワつきは一切なし。本当にワタをそのまま生地にしたような感覚です。
きっと袖を通したら今までに感じたことのない感覚を抱くと思います。
ディティールはラップコートをベースにしており襟裏、袖口、ウエストのストラップ部分にはエルメス傘下のタンナーデュプイのカーフレザーが当てこまれています。
そしてあまりの生地の柔らかさに今までラグランだと思ってたのですがしっかりセットインスリーブではないですか。
生地が柔らか過ぎて肩の馴染みがまるでラグラン。
ウエストから裾にかけての丈とボリュームも完璧で開けていても、閉めていても裾周りが綺麗に見えます。
素材だけではなくコートとしても魅力的なディティールが詰まっています。
着用時はフロントを開けている状態・閉めている状態・そして閉めて襟を立たせている状態と数パターンの着方を楽しめます。
ウエストもベルトで絞ってボリュームを調整しても良いですし、ファッションアイテムとしての機能面も凄く高いことが分かります。
個人的にはフロントを閉めた佇まいがモードで生地の質感も分かりやすいので好きです。
是非お手持ちの冬物と合わせて様々な雰囲気を引き出してみてください。
173cmがサイズ42を着用
キャップはEarmuff Hem Cap
ストールはBOUQUET CASHMERE SCARF
AUBERGEが常に追い求めているものが垣間見える1枚Connery
GUARDIANのSuper140'sにヘンプも相当驚きましたが、こちらはビキューナ / カシミア / Super160'sウールという私達服好きが追い求めてきた素材を全てブレンドしました、、、というそんなスペクタクルな作品になっております。
もう着心地が、とかシルエットが、とかそう言う次元ではないのかなと感じてしまうほど飛び抜けた1枚でそれこそ後世に残してヴィンテージになるコートだと思います。
もちろんそのために手入れ用の専用ブラシも付属しますのでここから10年、20年と着ていって自らの手でこのコートをヴィテージして頂きたいです。
■テキスタイル・・・
史上最もエレガントなアメリカ海軍メルトンを目指し、辿り着いたのがこのスーパ-160’Sウール×カシミア×ビキューナのMIXであった。
高級獣毛だけではキューティクルが足らず糸が絡まないのでコシの強さが出ず、マニッシュなアウターとしては優しすぎる顔になってしまう。
そこでスーパー原料としては最高位の160’Sにカシミアと幻のヴィキューナのミックスにより適度な縮絨感と光沢、しっとりとした滑り感の表現に成功した。
ヴィキューナの毛はかつて単独で輸入した紡績がワタの状態で保管していたデットストックで濡れたような質感に貢献している。
■デザイン・・・
ラフに羽織ことも、かっちり着こなすことも可能なヴィンテージガウンをモチーフにしたラップコートをデザインいたしました。
ルックでも二人のモデルに2通りのコーディネイトを致しました。
大きめな襟、ダブルの前見頃の大分量を生かした動きのあるラフな着こなし、そして全てのボタンを閉めかっちりまとめるとミリタリーを思わせる端正な顔立ちとなります。
ウエストを止めるレザーダブはエルメス傘下のタンナー、デュピュイ社カーフを使用。
決して安くはありません。
しかし私達服好きが追い求めて来たモノがここにあるような、そんな感情になりませんか。
AUBERGEがユーロヴィンテージを超えるものを作るという気概が感じられますし、とにかく皆さんに袖を通して頂きたい1着です。
このレベルの作品は中々お目に掛かれないと思いますので。
是非お試しください。