女性の恋愛は上書き保存、男性の恋愛は名前を付けて保存とよく言われますね。
しかし先日寝る前に昔のことを思い出し、え?男も上書き保存してると思った1件があったのでお伝えしようと思います。
遡ること15〜20年ほど前でしょうか。
私たちは高校を卒業し暇を持て余している中、車の免許を取得し尚且つ給料で車を購入したその時点でヒエラルキーのトップであり遊びに行く際の行動は彼に全権委ねるほどの友人がいました。
彼が買った車はシャンパンゴールドのオデッセイ。
車内にはあの独特な香りを放つエアフレッシュナーがルームミラーに吊り下げられており、思い出す度にあの匂いも思い出すほど。
そして仲の良い3人で夜集まった際にGEOに行くことに。
途中でマックに寄ったり寄らなかったりで目的地に着くと男3人、やることは1つ。
そう18禁コーナーに向かうのである。
配信がメインになってしまったこのご時世、あのアダルトの文字の書かれた暖簾をくぐり"あっち側の世界"に足を踏み入れることの若干の恐怖とそれを上回る興奮を覚えることが今の若者にないと思うと非常に残念であり切なくも思えます。
そして私達3人は暖簾を潜った後、暗黙の了解とでも言うように無言になり各々隠し持った性癖を満足させるべくディグり始るのです。
約10分ほどだろうか、これほどまでの集中力が私にあったのかと驚くほどの集中力を見せ選び抜いた1本のAVを片手に再度集合。
この時の私は「これ絶対良さそう」とある種確信にも似た感情を抱きレジに向かいました。
その後はもちろん各自解散しマイルームへ戻ることに。
そりゃもう家に着く前から靴を脱ぎ手を洗い、服を着替えビデオをセットする最短ルートを脳内に描き出し最速でビデオの再生まで辿り着く下準備を整えます。
そして再生を押し期待と同時に体の血がいつもより早く巡るの感じます。
そうやって最初の5分くらいで気づいちゃったんです、僕。
「あ、これ前に借りたことあるやつだ・・・」と。
バカすぎる、もうこれはバカだ。
男たるモノ一度借りたAVは2度と借りないモノなのです。
武士の恥、一生の不覚です。
喪失感に包まれながらここぞとばかりに出番を迎えていた下半身は徐々に元気を無くしいるのかいないのか分からない程度に。
「最悪だ、どうしよう」
この時点ではまだ名前を付けて保存だったんです。
一回楽しんだ作品で2度は楽しめない・・・そう思っていたんですね。
しかし勇気を振り絞り「一度全部見てみよう」ともう一度再生してみることに。
いやーやっぱ男ですね、余裕で楽しめちゃう。
なんか映画を2回3回見て色んな視点で物事を考えられるのに似た、チャンスを貰い理解が深まった気がしますね。
名前を付けて保存することに拘り「一度見たAVだから即返却」とならずに上書き保存することで1つの作品の奥深さを知ることが出来た、そんな夜でした。
男だって上書き保存、、、すごい重要なことだと思います。
ちなみに後日、「あの時借りたAV、一回借りたことあるやつだったわ」と友人に伝えたら怪訝な目で見られました。
僕はもう2回も3回も借りられるよ、と子供から大人になった瞬間だったのである。